(推奨)資格取得例
当社の研修に於いては、技術者本人の希望も踏まえて、インフラ、OS、アプリケーション、データベース、ネットワーク、セキュリティ、仮想化など、IT技術の基礎となる知識を学ぶと同時に、IT系の基礎資格(ITパスポート、LPIC、CCNA、基本情報技術者、陸上特殊無線技士etc)取得を推奨し支援しております。研修にて取り上げる主要基礎資格についてご説明します。
基本情報技術者
基本情報技術者は、IT業界への入門として人気の国家資格で、ITに関する基礎知識からプログラミングに関する内容まで幅広い知識が問われます。試験勉強を通して全般的なIT力の向上が望めるので、IT関連の仕事を目指す方なら取得しておきたい資格の一つです。
Linux技術者認定試験 (LPIC)
Linux技術者認定試験は、コンピュターのオペレーショングシステムの1つであるLinuxの技術者に対する認定資格の名称です。レベル1はLinuxの基本操作やシステム管理の基本が求められ、レベル2は応用的なシステム管理やサーバ構築の知識が求められます。特にインフラ系技術者は早期取得が望ましく、キャリアップにも有利な試験です。
シスコ技術者認定
シスコ技術者認定は、ベンダー資格の一種で、ネットワーク技術者や管理者を対象とした技術認定資格です。難易度別に資格試験が分かれていて、それぞれの理解度に応じて受験科目を選ぶことが可能で、ネットワーク関連の仕事に就いている人ならこの資格を取得しておいた方が周囲からの信頼にもつながる場合が多いです。
オラクルマスター
オラクルマスターとは、データベースのトップベンダーであるオラクル社の実施している資格試験の総称で、オラクル社製品についての知識を証明できる資格試験で、オラクル製品に関する技術力を4段階で認定します。試験内容は主にOracle Databaseを用いたデータベースの管理、運用、保守や、SQLに関しての問題です。
陸上特殊無線技士
陸上特殊無線技士は、業務無線や速度測定用レーダーおよび衛星を使った通信システムの操作を行う技術者です。近年、次世代通信のLTEやスマートフォン対応など需要拡大に伴い通信設備への投資が活発に行われており、無線技術者が不足している状況が続いています。取得するとIT実務の経験が少ない者でも携帯電話基地局プロジェクトなどで業務を行うことが可能で、早期に技術者として独立したい方の登竜門とも言えるでしょう。
VBAエキスパート
ExcelやAccessなどのアプリケーションに、指示した通りの処理を実行させる機能をマクロといいます。
VBAは、マクロにExcelやAccessへの指示を記述するための言語で、Visual Basicをベースに、マイクロソフト オフィス製品用に開発されたプログラミング言語です。
VBAを使うことで、ExcelやAccessを自在に制御することが可能になるので、ルーティンワークの自動化や大量データの一括処理、または業務システムの開発など、企業内で多岐にわたって活用されています。
VBAエキスパートとは、Excel、Accessのマクロ・VBAのスキルを証明する民間資格です。VBAを学習することで、業務の効率化が期待できるほか、システム開発でもVBAのスキルを活かすことができるでしょう。