基地局技術者コース/研修

基地局技術者コースは、国家試験である
第一級陸上特殊無線技士の取得を目標に
無線通信の知識の習得を目指すコースです。

業務としては、携帯電話の交換機の設定、無線機器の設定、
アンテナの設定など基地局業務を行えるようになります。

他コース同様、はじめに腕試しとして
模試形式で問題に挑戦、
その後テキストに沿って学習を
進めていきます。

単元ごとに練習問題フォームを
準備していますので、
それにより進捗&理解度を確認します。

学習期間自体はトータル7週間程度を
目標に設定していますが、
実際には申し込み期間と
受験期間が決められています。

8月申し込み→10月受験
12月申し込み→2月受験
4月申し込み→6月受験

...だそうですので、
それを目がける形で
進めていきましょう。

学習内容と単元は以下のように。

工学と法規に分けられています。


工学

多重通信システムの概要
→通信方式の種類・特徴/周波数

基礎理論
→電流電圧・回路・抵抗など定理公式・計算/導波管・サーキュレータ/半導体・ダイオード/トランジスタ・電子管/電子回路/

変調
→パルス変調方式/変復調器/PCM多重方式・通信速度

送受信装置
→FM(F3E)送受信装置の機能・特徴など/PCM送受信装置/受信機の特性

中継方式
→中継方式の構成と特徴/干渉/多元接続方式

レーダー
→パルスレーダーの原理・性能/ドップラーレーダー

アンテナ
→線状アンテナ・ビームアンテナ/パラボラアンテナ/開口面アンテナ

電波伝搬
→電波伝搬の分類・自由空間電界強度など/対流圏伝搬/地上波伝搬

電源
→電池/直流電源装置・無停電電源装置など

測定
→基本電気計測/マイクロ波帯の測定機器/無線機器に関する測定/アンテナ系に関する測定

法規

電波法の概要

無線局
→免許など

無線設備
→用語の定義/電波型式の表示・電波の質/スプリアス発射/安全施設

無線従事者
→無線設備の操作・従事者/操作範囲・無線従事者免許/

無線局の運用
→目的外使用の禁止等/秘密の保護・一般通信方法/連絡設定の方法

監督
→周波数等の変更/電波発射の停止・検査/免許の取り消し等

罰則

書類
→無線局に備え付ける書類


工学の内容としては、
物理数学がほとんど。

研修担当が自信を持って
(趣味のように)解説する分野です。

日々業務と学習に励む仲間は
たくさんおりますので、
是非一緒に頑張りましょう^^

それでは!

この記事の投稿者

入社間もない採用アシスタント兼広報担当。
学歴高卒/完全未経験で拾っていただき、日々勉強しながら&調べながら発信中。
とりあえずITパスポートは入社後3週間ちょいで取得済。
趣味は絵とカラオケと自転車(眺める専)、九州の実家には拾った猫3匹&カメ1匹が鎮座。