ITパスポートおすすめ勉強法

このページの内容

ITパスポートとは
ITパスポートおすすめ学習書籍
短期間で取得する勉強方法の流れ

そもそもITパスポートとは

情報系に進んだ学生さんや、IT業界に未経験から足を踏み入れた場合、
最初に取得をすすめられるのが「ITパスポート」。

今では広く知られるようになり、
情報系専門の職でなくても取得が推進されるように
なってきているとかいないとか。

なにものかと言われれば、
いわゆる”IT業界”と呼ばれている
ひろーーーーい範囲の、
あさーーーーい知識を問われる試験です。

こんな言葉とか概念知っときなよ、みたいな感じ。

それにしても範囲が広いので、
ひととおりざっと目を通すだけでも
まあまあな量あります。

一応ここに入社から3週間ちょいで
パスした人間がおりますので、
おすすめ書籍と辿った学習プロセスを
記載してみようと思います。

おすすめ学習書籍

ありがたいことにわたくし、
未経験から研修を行っていただきつつ
働かせてもらえる会社におりますので、
学習書籍は支給していただきました。

それがこちら。

キタミ式イラストIT塾
「ITパスポート」/きたみりゅうじ著
(敬称略)

長年技術者をしていた、現在研修担当の社長おすすめのもの。

ポイントは、「イラストIT塾」の文字通り
絵や図解が多いところ。

ITパスポートは、とりあえずひととおり目を通して
全体的にどんなもんかな、と把握するのが第一歩なのですが、
広くて浅いのでそれすら大変なのです...

それを、”とにかく飽きずに最後まで読めること”を
重視して作ったと著者の方は記しています。

ぱらぱらとめくると、
ほぼすべてのページにイラストあるので、
作るのにどんだけ時間かかったんだろうと
考えるとめまいがします...ありがたいですね。

学習の流れ

① 受験時期を決める

とりあえず最初に、「いつ受験するか」を
ざっくり決めてしまいましょうb

いけそうになったら...とか思ってたら
人間いつまで経っても受けに行きません(笑)

研修担当の社長曰く、目安は2か月~3か月程度。

私は本をめくってみて、
「これ長期間勉強したいやつじゃないな...」
と思ったので、
「二週間!二週間で終わらせる!」
と、身内に宣言していました。

(結局口だけで終わりましたが←)

② メモしながら読む

前述のとおり、とりあえずどんなもんかなと
一周見てしまうことが第一歩。

ところが、見慣れない用語や計算が出てきて
全く頭に残らない&眠い(おい)。

そこでおすすめなのが、
ちょっとメモを取りながら読むこと。

(ちなみに学生時代、授業の一環として聞きに行った講演も
多分眠くなることが分かっていたので
メモを取りながら聞いていたら寝ずに済み、
先生に怒られずに済みました。)

綺麗にノートを作ろうとか思っていたら
一生前に進まないので、
これ大事かなって気にとまった用語を
ちょっと書き留めておく程度で大丈夫です。

だって書籍自体600ページ弱もあるし。

間にはさまってる過去問も、
とりあえず飛ばしてOK。

別の分野の全然知らない語句が選択肢に出てきたら
焦って逆効果だろ、と個人的に思いましたので。

メモを取りながら、とりあえずひととおり目を通すのに
一週間程度で終われば上々と思われますb

③ 過去問を解く

一周とりあえず見てしまったら、
とっとと過去問に手を出すことをお勧めします。

この広すぎる範囲、ある程度身についてから
問題解こう...とか思っていたら
いくら時間があっても足りません。

社長おすすめは、「過去問道場」というサイト。

投稿者個人としては、家でも職場でも
同じ学習データを使いたかったのでアプリを導入しました。

アプリだったら、間違った問題や
自信のない問題にチェック✔をつけられるので、
あとでそれだけ復習するのに便利です。

最初は計算系から

過去問を解くときは、はじめは
分野別に解いていくことをおすすめします。

似たような問題が続いたり、
選択肢に同じような語句が出てきたりして、
解く中で覚えられちゃったりします。

そして順番なのですが...
最初に計算系を理解してしまうことを
おすすめします。

分野的には「テクノロジ系」の「基礎理論」。

高校数学が得意だった人は
そんなに苦労しないかもしれません。

覚えるものより、分かってしまえば解けるものは
先に理解してしまって、
直前まで記憶系を詰め込む作戦で行きましょうb

ここ以外にも、お金系の計算や
稼働率とか在庫の計算も出てきますが、
そいつは出てきた時に対処でなんとかなりました。

ひとつ区切りがくるごとに、
間違った問題だけ解きなおして
正答率を上げていきましょうb

ノートに残しながら

計算系がなんとかなりそうになったら、
その他たくさんの記憶系語彙に手をつけます。

複数回間違うものや、印象に残りにくいものは
一目で確認できるよう一問一答式で
ノートにとることをおすすめします。

過去問サイトやアプリに
解説も書いてくれているので、
それを参考に書き残せばよし。

用語の頭文字をとるのがお好きなのか、
アルファベットが3つ4つ並んだやつとか
めちゃくちゃ出てきて紛らわしいので、
それだけまとめたルーズリーフも
用意して書き足していってました。

こちらも、間違ったものや自信ないものに
チェックを付けて、そこだけ解きなおして
正答率を上げていきましょうb

最後は通しで

分野別に解いて理解してきたなと思ったら、
年度別に解いてみましょうb

意外と、分野を分かっていたら正解したけれど
通しで解いたら間違った...ってことも
ないわけではないです。

分野別に正答率は上げた状態なので、
ここまでくるとだいぶ身についていると
思われますよ^^

通しで解くのは仕上げです。

私も分野別に間違ったところは
何回もやり直しましたが、
年度別に通しでは1回ずつしか解いていません。

ちなみに

こんだけ分厚い書籍ですが、
過去問解いていて「こんなの知らん」
って思ったときに見返しても、
あれ、載ってない...なんてことは結構あります。

そんなときは普通に検索して
調べて解決していました。

もし余裕があるなら、より詳しい本を
準備してみてもいいかもしれません。

また、こういった学習用書籍は、
定められた試験範囲に沿って作成されています。

今のITパスポートなら、シラバス6.0

このバージョンに対応している
書籍を選べばいいってことですね。

全体的に大きく変わらなくても、
細かく変更されている場合もありますので、
このページは試験前にチェックしておけば
正答率は少し上がるでしょう。

年度別に解いていると、
「あ、この年は5Gとか出されたんだ...」
みたいな時もあります。

ここまでチェックできていれば、
もうあなたは流行にも後れをとらない
ITパスポート最先端受験者ですね。

私は受けた後に知ったので、
流行に疎い受験者のまま終わりました。


こんな感じのプロセスで、
一応意外と短期間で取得することができました。

もちろん勤務中も勉強させてもらってた
というのは大きいので、業務と並行の方は
わざわざ短期間を目指さなくてもいいと思います。

ただ、あんまり長期間勉強したい内容ではないと
個人的には思ってしまったので、
思い切って一気に仕上げるのはおすすめです
(どっちだよ)。

点数としては、1000点満点のうち
600点で合格だと言われています。

私が受験したときの合格率は50%くらいでした。

学生さんっぽい人から結構ベテランそうな方まで
男女比にそう偏りもなく、幅広い年齢層の方が
受験会場にいらっしゃいましたよ。

斜め後ろで受験していた方が、声もなく
「わからんなあ...」と試験中につぶやいていて
その気持ちわかるわぁと笑いそうになりました。

ということで。
ITパスポートに挑戦される方は、
是非こんな感じで学習を進めていただけると
近道なのではと思います。

少しでも参考になれば嬉しいです。

ではまた!

この記事の投稿者

入社間もない採用アシスタント兼広報担当。
学歴高卒/完全未経験で拾っていただき、日々勉強しながら&調べながら発信中。
とりあえずITパスポートは入社後3週間ちょいで取得済。
趣味は絵とカラオケと自転車(眺める専)、九州の実家には拾った猫3匹&カメ1匹が鎮座。