IT業界の仕事とは/Webの裏方システムを作る人

2023年12月25日 2024年5月29日

at-tecj

知っているようで意外とぼんやりしているITの世界。
どんな分野があって、具体的にどんな仕事をしているのでしょうか。

業界のおおまかなタイプはこちらに書いておりますので、
ご参考までに。

ちなみに前回は、Web上の見た目を作る仕事...
フロントエンド開発者についてレポートしました。

このページの内容

バックエンドについて
バックエンドエンジニアが使う知識や技術

裏方システム

今回もWeb系のお仕事を覗いてみましょう。

Web上やアプリなどの見た目ではなく、
その裏で動いているシステムを作るお仕事です。

裏方なので、”バックエンド”開発者と呼ばれています。

フロントエンドが舞台の演者なら、
バックエンドは台本作って、
演者の特性把握して役柄を決めて、
演出も考えて...といったところでしょうか。

私たちがぽちぽちと簡単操作でできてしまうのは、
裏でシステムが働いてくれているから。

見えないところにしまわれている莫大なデータから
必要に応じて必要なものを持ってきてくれる、
そんなプログラムを作ります。

例えば、ネットショップで買い物をするとき。
さすがに隅から隅まで全部商品を見るってことはしないでしょう。
地元のスーパーじゃないですし。

探しているものを文字で検索して、
絞り込んで買おうとしますね。

その時に、私たちが入力した検索語句に対応する
商品リストを渡してくれる。
それも、バックエンド開発で作られているシステムです。

バックエンド開発で重要視されるのは、データ。

取りに行く莫大なデータが、どんなつくりで格納されているのか、
どうやって管理されているのかなどを知っていることが求められるようです。

知識や技術

データの集まり＝データベースの知識と、
webサイトを表示させるwebサーバの知識が求められるようです。

プログラミング言語としては、

Java：(ジャバ)

PCゲームが作れる。代表的なのはMinecraft。
種類としてはアクションやRPGなど大抵可能で、ブラウザゲームもDL配布のゲームも可能。
200万を超えるAndroidアプリはほぼJava。
Webサイト、楽天などのECサイトの開発、TwitterなどSNSの開発も。
走った距離や心拍数を記録してくれるランニングシューズなど、インターネットと生活用品をリンクさせたIoTとよばれるものの開発も可。

Python：(パイソン)

AIで活用。ソフトバンクのPepperくんもPythonで開発されている。
データベースから必要な情報を持ってきて分析、図やグラフを作れる。
炊飯器などの家電やスマホに組み込むプログラムを作れる。
Webアプリやサイトを作れる。Google、Dropbox、Instagram、PinterestなどはPython。